2018/05/26

土曜の午後に



時々行く焼肉屋の斜め向かいにその店はあります。
パッと見ではなんだかよくわからないけど、素敵な店です。
よく行く蕎麦屋の通りでもあったので、ある日店に入ってみると、
やっぱり素敵な店でした。

日本でまじめにつくられているモノを売っていました。
店主の方が、また素敵な若者でした。
私は時々お店に行くようになりました。

「一本向こうの通りにウチとテイストは違うんですけど、この店と同じ頃にオープンした雑貨とカレーの店があるんですよ。こういう感じで、店が増えていってくれるといいなあと思っているんです。」
この辺り、なんだかいい感じにお店をオープンする人が出てきているんだなあと思い、
その店に行ってみました。

中に入ると、奥から店主らしき若者が出てきました。
彼は私を見ると、
「タシロさんですよね。ボクをおぼえていますか?コータです。高校生の時、映画祭を手伝った・・・」

「えー!あの時の高校生の?よく私をおぼえていたねー!」
と私。

20年くらい前、私たちがまだ30歳になったくらいの頃でした。
その頃の私たちは、毎年、新得空想の森映画祭をバリバリやっていました。
映画の選定、ワークショップの開催、ライブの開催などなど、かなり盛り沢山なことをやっていて、いつも人手が足りていませんでした。
そんなある年、地元の高校生たちが15人くらい映画祭をがっつり手伝ってくれたことがありました。
コータ君のことはおぼえてはいませんでしたが、素晴らしい高校生たちでした。

コータ君は高校を卒業して、海外をめぐり、そして地元に戻ってきて、雑貨・カレー屋をオープンしたのでした。
お店の内装も自分でやったそうです。
そして、映画の上映会もお店で開催したりしています。
すごいなー。頑張ってるなー。
次はカレーを食べに来ようと思います。

とても嬉しくなった土曜の午後でした。









2018/05/23

祝福〜オラとニコデムの家〜

アナが監督した映画「祝福〜オラとニコデムの家〜」が6月の下旬から、
日本で公開されます。

この映画は昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭のコンペティション部門で、最高賞をとった他、たくさんの映画祭で賞を受けている作品です。


昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭での表彰式にて。アンナ・ザメッカ監督。

私も山形では見られなかったので、見にいきたいと思っています。

その予告編はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=1e3vGHe3NZ4&t=1s


公開スケジュールはこちら
http://www.moviola.jp/shukufuku/theaters/index.html

2018/05/22

想像をこえる日



夏に向かっているこの季節が好きだ。

日高の山々が今日も美しい。
太陽の熱を感じながら、車を走らせる。
キャメルの曲が流れてくる。

〜あなたの夢みたいな世界は
そんなつまらないことからはじまる

いつか想像をこえる日は
小さな無力なこの場所で〜

グッときてしまう。
そしてなんだか無性にマスキくんに会いたくなる。


2018/05/14

北海道に帰ってきました♪


ヨーロッパと千葉・大多喜町の上映を終え、1ヶ月ぶりに家に帰ってきました。
私を待っていてくれたかのように、庭の桜が満開でした。
とても嬉しかったです。

帰ってきて一番に庭に寝転がり、ネコたちと再会を喜び合いました。




庭仕事、やらなきゃいけない事務仕事などなど、やっていきます。

やっぱり、日本はホッとします。
そしてうちが最高です。

2018/05/10

大多喜町上映会、無事終わりました

2018年5月7日。
千葉県・大多喜町での上映会が無事終わりました。
たくさんの人が足を運んで下さいました。
上映中に何度もクスクスと笑いあり、
休憩時間には山田農場から取り寄せたチーズも入っている軽食もいただきながら、
主催してくれたみほちゃんの佇まいのように、なごやかで、しっとりとした会でした。
そして、この上映会も、たくさんの素晴らしい出会い、そして再会がありました。
ミラクルです。


私はまだ北海道に帰っていません。
帰ってから、ブリュッセルと大多喜町の上映の様子をアップします。

今は写真を少しだけアップしますね。



































2018/05/02

帰国しました!

初日にみんなで晩御飯を食べました

滞在最終日の寿司パーティー





映写室

映写のDenizとNicola

劇場の前で声をかけたら本当に見にきてくれた人


右からニコラ、フランス語の通訳のあやさん、私

劇場の下にあるbar



Christopheとミクさん夫妻


Nicolaと娘のEleonore


さちよさん、Arno 夫妻


nicolasの奥さん・Malle

同じ部屋のAliceと息子のAdrian

アリスの娘とそのお友達

ミクちゃんとクリスタフの次男・カエデくん

ミクちゃんの長男・Antoine




 部屋を貸してくれたMarie-Eve 


初めての海外での上映の旅。
なんて濃密で素晴らしい旅だったのでしょう。

新しい人との出会い、そして嬉しい再会もありました。
シネマノバでの上映は素晴らしく、忘れられない思い出になりました。
ノバのニコラをはじめ、たくさんの人が温かく迎えてくれ、ケアしてくれました。
快適なペントハウスで、アリスの家族、ミクさんとクリスタフの二家族と過ごした日々が夢のようです。

そして嬉しいことに、またブリュッセルで何ヶ所か上映をしてもらえそうです。
また行きまっせ!ブリュッセル♪

ブリュッセルでの上映の後、最後に訪ねた町は、ポーランドのワルシャワ。
山形国際ドキュメンタリー映画祭の最終日に、
宿泊していたホテルの温泉で出会い、友達になったアンナはポーランドの人でした。
なぜが気が合い、ブリュッセルでの上映が決まって私はすぐにアナに会いに行こうと思っていました。
しかし、メールのやり取りがうまくいかず、連絡が取れないままワルシャワに行きました。今回は会えないのかなあと思っていましたが、
旅の最終日ミラクルがおこり、アナと再会できました。

そんなこんなでまだ少しコーフンしています。

5月7日に千葉県のいすみ市で「風のたより」上映会があります。
それが終わったら、北海道にかえります♪



Annaと私 ワルシャワにて